OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

スマートじゃない自分がスマートハウスについて考える

スマートハウスというものをご存知だろうか。自分はあまりよく知らない。しかし気になる。スマートハウス、かっこいい、してみたい。というわけで調べてみた。

スマートハウスとは、IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅。(環境ビジネスオンラインより引用)らしい。調べれば調べるほどよく分からない単語がつらつらと並んでいたので、途中で調べるのをやめてしまったがとりあえずキーワードはITだ。ITによって日々の生活を充実させる。ここに目的があるのだろう。

そのスマートハウスの筆頭として名を聞くのは、やはりamazon Echoだろう。「アレクサ、電気をつけて」こんな一言で電気がつく。スマートだ。スマートハウスの名に恥じないスマートさと言えるだろう。アレクサとはEchoのシステムの名前でそれが愛称になっているらしい。「アレクサ」の一言で起動するらしい。健気でなんとも可愛い。

アレクサに話しかけるだけでテレビや照明がついたり、音楽がかかったりする。機械に話しかけるなんて世も末だなんて思われていた時代から一転、積極的に機械に話しかけていく時代の到来である。技術革新を肌で感じれる嬉しい時代に産まれたものだ。一人疲れて帰ってきても主の一言で照明がつき、エアコンがつき、音楽がかかる。これでさびしいなんて感情とはおさらばだ。さびしくなんか…ない!

Amazon Echoのなんといっても注目すべき点は音楽再生機能にあると思う。Echoで音楽を聴くことを前提にしたamazon music unlimitedというサービスがある。古今東西の4000万曲が聞き放題らしい。4000万曲である。一体この世に曲が何曲存在するかは全くもって知るところではないが、4000万曲あったら大抵の有名どころは抑えているだろう。レンタルですらなければ、延滞料金もない。聴き放題万歳である。

更に凄いところは「EDM聴かせて」「HIP-HOP聴かせて」とかの漠然とした注文にも応えてくれるところだ。普段だったら絶対検索かけない曲も、「アレクサ」の一言でかけれるもんだからかけちゃう。勝手にかけておく分には不便しない。tofubeatsとかかけちゃうかもしれない。ワクワクである。

さらにスマホでいうアプリのような機能があるらしい。「スキル」といってこれでアレクサちゃんにバシバシ機能を追加できるらしい。ちょろっとどんなスキルがあるか見てみたが「火の音を流すだけのスキル」や「なぞなぞを出すだけのスキル」など手探り感満載でなかなか面白かった。

これをみているとスマホのアプリの黎明期をみているようだ。スマホが出た頃、自分はまだ中学生くらいだった。いち早く買った友達に貸してもらってフリックするという体験を心から楽しんだものだ。ガラケーが薄さを競っていた時代からの唐突なパラダイムシフト。あの頃のアプリも今考えたらひどいものだった気がする。「触ったら動くからとりあえず触って動かそう!」みたいなド直球な根性を感じられるものが多かった。

Echoのスキルにも同じものを感じる。皆、このデバイスに可能性を感じながらもまだクリティカルな使い方に達せていないのだと思う。2018年現在、スマホは自分たちの生活に深く根付いたものとなった。スマホがあればなんでも出来ちゃう世の中だ。もしかしたらEchoのようなAIスピーカーも自分たちの生活に必要不可欠になっていくのかもしれない。今だけの黎明期となるやも。

明治の財界人は、鉄道やコークス、両替に商機を見つけ、その業界に飛び込み傑物となっていった。これからの時代、当時のインフラに当たるものはどう考えても電子機器やプログラムだ。英語話せないのも致命的だが、プログラミングを知らないのも相当に致命的になるだろう。

スマートハウス化を考えるのにあたってプログラミングも必要になってくるだろう、ブログのHTML編集もまともに出来ない人間がどこまでやれるか分からないが、順番に調べていってみようと思う。

 

Amazon Echo、サンドストーン (ファブリック)

Amazon Echo、サンドストーン (ファブリック)