暦の上でもDec.
師走。年の瀬。歳末。年の暮れ。
除夜の鐘が鳴り響く大晦日が近づくこのDecember.年末が近づくにつれて仕事の追い込みが発生する。事務的な仕事を淡々とこなす日々だ。
事務的な作業の何が嫌って、事務的だからこそ半ば機械的に動いてしまい考えることがなくなる。かなりの作業量を行うときは心を黙殺し、デスクに向かう。そうすると終わった後にあるのは、これだけの作業を終わらせたという微かな達成感と考えと成長を捨て去った時間への後悔だ。段取りさえ決めてしまえば、後は集中力と時間に任せて回し車を回せてしまえるのがどうも面白くない感じがする。
まぁ要はバタバタしているってことだ。仕事のバタバタに加えて忘年会なんかも詰まってきている。
仕事とプライベート。どちらにも急き立てられるように動いているのがここ最近だ。そうなってくると何が問題かって一人の時間が少なくなってしまうことだ。
今年の三月、卒業旅行と称して様々な仲間と様々な場所へと赴いた。今年の出来事なのにもはや懐かしい。就職直前三月の一ヶ月の中でほとんど間空けずに旅行を繰り返していた。あの一ヶ月は人生史上一人時間最短月間といって良いだろう。
そうするとなにが起こるかって風邪を引く。元々体はデカイくせに風邪を引きやすいのもあるが動き続ける日々が続くと余裕で風邪を引いちゃうわけだ。
やはりゆっくりする時間ってのはどうしても大切だ。ゆっくりと一人で体を休める時間ってのは何にも代え難い。なにをするわけでもなく、ただ時間を無為に流し続ける。贅沢だ。なんとも優美な時間であろう。
逆に常に仕事仕事、遊び遊びつって動き回れる人間を心底尊敬する。風邪、引かないんだろうか。疲れ、溜まらないのだろうか。きっとそういう人にはそういう人のストレス発散法があるのだろう。こればっかりは真似できない平行世界の話だ。
一人の時間が少ないことによる弊害はもう一つある。
それはブログ書く時間がねぇってことだ。ほんとは毎日でもこの散文的な文章をネットの海に垂れ流したいところなのだが。
日々の充実と反比例する形でブログってのは成り立つ。充実すればするほど書くことは増えるようで、考えることは減る。考えなきゃブログは書けない。散漫とした事実が転がるだけではそれはブログであってブログではない。まぁ、この話題はまた今度、深く考えて書こうと思う。
兎にも角にも、忙しなくなる年の暮れ。皆様も体調管理には気をつけて年末を過ごしてくださいませ。