カッコよ「King Gnu」
知っていますか。King Gnu
もう世間の大方は知っているであろうKing Gnu。未だに読み方も知らない奴はJKに散々煽られた挙句、通学カバンの固いとこでボコボコに殴られるくらいにファンを集め大人気のロックバンドだ。
例に倣って僕も大好きです。その音楽性はもう一回聞いてみたら分かるから聞いてみそって感じで説明不要のバンドサウンド。しかもオシャレ。ヤバい。すごい。怖い。
四人とも「お酒飲ませたら絶対ろくでもないことになる」と易々と想像できる粗雑な外見、恋愛詩じゃないと誰も聞かないよって言われてる現代に真っ向から牙を向ける人生哲学詩、オシャレすぎて「サビどこ?」って感じの訳分からんサウンド、そういう一見”流行らなそう”な要素を詰め込んだバンドであるのに、この流行りよう。
じゃあなんで流行ってるか。って言うともう一言。
「カッコよ」
これだけです。もう聞いて下さい。絶対聴き終わったあと言います。「カッコよ」って。
テンション上がりすぎて全く為にならないことばっか書いてますので、一応個人的におススメの曲とかも書いておきます。
これです。ドン!
このアルバム 全曲です。
あ、待ってください!アルバム丸々聞く時間ねぇよ、そもそもお前のおススメとか興味ねぇよ、とか言わないでください。泣きますよ。
じゃあもう試しにでもいいんで、このアルバムのどっからでも好きな曲から聞いてみてください。
絶対、「え、一曲目から聴こ」ってなりますから。俺はこれで何回電車乗り過ごしたか。
一応言っときますとこのアルバム、コンセプトアルバムなんです。
コンセプト・アルバム(Concept Album)とは
ある一定のテーマまたは物語に沿った楽曲によって構成されたアルバム。アルバム全体でひとつの作品になっている作品をさしている。ーWikipediaより引用
一定のテーマ持ってるんで、途中から聞いても初めから聴きたくなっちゃうのは必定なんです。小説を途中から読めないのと一緒で、コンセプトアルバムってのは途中から聞いちゃうと「気持ちわるっ」ってなっちゃうんで、初めから聴いちゃう。
けどバチボコにオシャレの理解不能サウンドなんで、何万回聴いても新たな発見がどんどん出てきます。もう終わりません。無限です。無限に楽しいです。ONE PIECEのアラバスタ編が無限に読めるようなもんですよ。ずっと楽しい。ナミVSミスダブルフィンガーのとこずっと読めちゃいます。
このアルバムの更に恐ろしいとこはまだありまして、
このアルバムに入ってる曲、8割くらいタイアップソングなんです。これでこの「コンセプトアルバム」の完成度。
やっぱタイアップソングなんで作ってる方も全力なんですよね。だからアルバム曲とかにありがちな箸休め曲みたいなのがないんです。もうカツカレーラーメンオムライス牛丼みたいなボリューム。それがこのアルバムに詰め込んであります。大丈夫か?その内爆発するんじゃないか、このアルバム。
色々と語りましたが、最早言葉は不要です。言葉など既に意味を持ちません。
聴いてください、King Gnu