OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

RADWIMPS「そっけない」 3:50に気をつけろ!!

RADWIMPSのニューアルバム「ANTI ANTI GENERATION」が12月12日にリリースされるらしい。

HINOMARU」のプチ炎上事件から早数ヶ月が経とうとしているのか、とこんなとこでも時の流れの早さを感じる。

そのニューアルバムの新曲「そっけない」がYouTubeで先行公開されて250万回程の再生回数を記録しているらしい。

youtu.be

 ゆったりした曲調のなかでどこか温かさを感じさせる恋愛の歌だ。しかしヘビロテには向かない。何故なら3:50あたりのせいだ。皆さんも聴かれる際はイヤホンなんかは外して集中して聞いた方がいい。BGMとして流していると3:50あたりでほんとにビックリする。ほんとにほんとに気をつけてほしい。

 

RADWIMPSの世のイメージといったらやはり前前前世だろうか。あの前前前世による一大ブームはRADWIMPSのイメージを決定付けるものとなった。故に数ヶ月前の「HINOMARU」もちょっと愛国心ある歌を歌っただけで、あそこまでやれ軍国主義だ、やれ教育がどうだと問題が飛び火したのだ。RADWIMPSという主語が世の中で大きくなった何よりの証左だろう。

 

自分の同世代のRADWIMPSのイメージといったら、やはり君と書いて恋と読んで僕と書いて愛と読む以外のものはないだろう。個人的には男性版aiko。恋と愛に塗れた、僕と君、私とあなた、二者間の諸々についてを書き殴るBUMP OF CHICKENの亜種。愛があれば、恋をすれば、染色体なんて簡単に二つに増えるし、星間飛行なんて簡単に出来てしまう。こうやって文字に起こすと結構不安になる思想の持ち主かと思ってしまう。

2006年ごろのインディーズでの第一次ブーム。そこから連綿と続く愛と恋のメロディーにいつの日か自分はRADWIMPSに夢中になっていた。

RADWIMPSのエンジンとして作詞作曲をしている野田洋次郎。やはり二者間の諸々を書かせたら相当に上手い言葉遣いをすると感じる。

昔は昔で尖りすぎていて、フラれた女の子の不幸を願ってレイプされてほしいとか歌っていたものだが、やはり先行配信するだけあって本曲「そっけない」は思春期の片思いという普遍的で甘酸っぱいテーマでとっつきやすい。その中での野田洋次郎らしい言葉遣い。いわゆる売れ線との妥協点というか一つの到達点に達した感じはする。

 

ニューアルバム「ANTI ANTI GENERATION」にはONE OK ROCKのTakaやあいみょんなどがゲスト参加した曲も収録されているそうだ。前前前世の一大ブームから少し落ち着いた野田洋次郎の新曲。久しぶりにワクワクしている。

 

ANTI ANTI GENERATION(初回限定盤)(DVD付)

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