OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

理想の精通のシチュでも語ることにするぜ!!!!!!!!

先日、牛丼屋で3種のチーズ牛丼を食べていた時の話だ。

昼休憩中に黙々とチー牛を食べ進めていると、肉とチーズの間に紛れて青い紐のような何かが紛れているのを発見した。なんだこれ?ネギかな?と思い箸でつまみ上げるとそれは青い輪ゴムだった。

い、異物混入...!!!

こういう時、皆さんならどうするだろうか。多くの方は店員さんに申し付けて、交換してもらうなりなんなりしてもらうだろう。

 

しかし、僕は違う...ッ!

僕は輪ゴムを一旦、お盆の上において思案した。店員に伝えるべきか否かを。

 

「あのーすいません。輪ゴムが入ってたんですけど。」

これを言えるのか?この僕が?中学の時イケてないグループに所属していたこの僕が?友達も少ないこの僕が?会社でプロ野球の話題を振られてもよく分からず「ヤクルトですかね。飲むヤクルト好きなんで...ははは」とか言っちゃう僕が、か?嘘じゃん。そんなの、もう僕が言ったら嘘じゃんね。

いや、嘘ではないんだけど。実際に証拠の輪ゴムは目の前にある。しかも青い輪ゴムだ。普通の茶色い輪ゴムではなく青い輪ゴムだ。気づけよ。店員はこんなん乗ってたら普通気づくだろ。だってすごい青いよ?運動会の日の空のような綺麗な青だよ?皆に見せてやりたかったなぁ。

 

もし仮に店員に伝えた場合もシュミレーションしてみる。

まず店員は申し訳なく思うだろう。やってしまった、客にも上の人間にも怒られるかもしれない。目の前が黒か白に塗りつぶされるかもしれない。しかもこのコロナ下の状況だ。衛生面には気を遣っていることだろう。なのに起こってしまった。もしかしたら保健所まで出てくるかもしれない。そして、営業停止?そんな、まさか。

 

最悪までシュミレーションしたところで結論を出す。

言えない。これを言ったら真面目に働いてる人になにか悪影響を及ぼす可能性がある。それはなにより自分が面倒くさい。そんな重荷背負いたくない。

自分が関わったことにより誰かが不幸になることは出来るだけ避けたい。日々、他者に迷惑をかけている僕なのだからそう思ってしまう。

 

この青い輪ゴムは僕だけの秘密として処理しよう。馬鹿げているのは重々承知だ。なにより自分が可哀そうだ。ムカつくぜ。ビビッてばかりで、自分を大切にできないこんな性格の自分にムカつく事この上ない。

クソッ!!!なんだかイライラするので理想の精通のシチュエーションでも話すことにするぜ!!!!!!!

 

理想としては親戚のガチムチなお兄さんとキャンプに出かけ、昼間にバーベキューでしこたまお肉を食べたその夜にテントの中で夢精してしまう。股間のぬるぬるとした感触にさめざめと泣き濡れながらテントを出るとそこには親戚のお兄さんが。「怖い夢でも見たか?」と心配してくれるお兄さんに夢精の事を正直に話す。するとお兄さんは「男ならよくあることだ」と笑い、「ほら。俺のも見せてやるよ」と言いながらふてぶてしい陰茎を露わにし...そして空には億千の星、一番光るお前がいる、初めて一途になれたよ、夜空へ響け愛の歌。

(ラップパート)大親友彼女の連れ、おいしいパスタ作ったお前、家庭的な女がタイプの俺、一目惚れ、パスタっていうほど家庭的か?絶対青の洞窟とかのレトルトだよ、おいおい湯煎したお湯でパスタ茹でるなYo

 

とまぁこんな感じで初めての春を迎えるのが理想的だなぁとしみじみ思うのだが、実際に僕がいつ精通したのか、なんて記憶は朧気だ。今すぐ実家に電話をかけて僕の精通がいつだったか母に訪ねてみてもいいのだが、きっと話をはぐらかせて「保険にちゃんと入ったか?」とか「手はちゃんと洗ってるか?」とか「花びらが流した涙、貴方は笑えていますか?」などと言われるのがオチだと考えれば、どうにも気が進まない。

 

僕が考えるに、覚えていない記憶など初めから無かったも同然だ。ならば捏造すればいいだけの事。

そうすれば僕の苦々しい記憶、中学の頃に自宅で制服姿のままなんとなく陰茎を弄っていたらなんか白いのが出てきて、以来ずっと学ランに白いカピカピが付着したまま学園生活を送っていた記憶からも逃げ出すことが出来るだろう。

と考えたところで自分の精通をはっきり思い出してしまったので、そろそろ駄文を書くのをやめて仕事に戻ろうと思います。アデュー!