OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

水と汁のスペクトル

天災がそこかしこで起こっている。大雨に台風、更には地震。日本各地で起こってるこの災害に胸を痛めながらも、自分個人としては何も出来ない。募金とか間接的なことは出来るが、直接的な支援は難しい。間接的な支援をしながらも、今日も自分はいつもと変わらずつらつらと文章を書きます。Twitterかなんかで有益な情報が飛び交う中、誰にとっても有益じゃない情報を一雫落とします。ご容赦あれ。

 

季節の変わり目だ。というわけで風邪をひいた。

少し体調が悪いなと思っていた折、職場の先輩にこう声をかけられた。

「鼻汁出てるよ、鼻汁!」

鼻汁。鼻水?鼻汁…鼻汁?

昨日から鼻汁、もとい鼻水が止まらない。荒れた鼻腔状況の中、この一言がまるで鼻くそのように自分の頭からこびりついて離れない。

なぜだろうか。鼻汁というとなんとも汚く感じる。鼻水であればさらーっと垂れていくイメージだが鼻汁となると急にネバっとしたイメージになる。ほのかに黄緑に彩られた、粘着物が想起される。よって、鼻汁の方が早く拭こうって気にさせられる。なので鼻汁と言った先輩は賢かったのかもしれない。

 

水と汁。どのような関係にあるのか。

例えば、味噌汁。どう転んでも味噌汁としか言わない。鼻汁とは同じ汁だが、こっちのほうが美味しそうだ。逆に味噌水となると急に味が薄くなったように感じる。水っぽそうだ。味噌水はあまり飲みたくないが、味噌汁は率先して飲みたい。

青汁はどうだろう。青汁はすごい濃い緑色のイメージがあるが青水はなんか清らかなイメージだ。ブルーウォーターとでも読みそうだ。HPが回復しそうですらある。

以上のことから考えるに、水と汁には濃さのスペクトラムが存在していると考えられる。

これを踏まえて、逆パターンを考えてみる。

世間を時々騒がせる水素水。藤原紀香愛之助の愛の水素水に端を発して日本各地に広がった水素水。水素の音なる変梃なフレーズが流行ったことも記憶に新しい。

これが高濃度になったらどうなるか。そう、水素汁である。恐らくふんだんに水素を含んでいる。含みすぎて何らかのヘルシー効果を生み出すのだろうか。高濃度のイメージからか、若干とろっとしてそうな気がしないでもない。きっとあの清爽な音は水素汁では鳴らないであろう。

悲しいことに水素汁では水素水のようなムーブメントは起こせない。高濃度なのに。いや、高濃度であるが故か。いつだって能力を持ちすぎるものは社会から淘汰される運命なのだ。

 

しかし鼻水が止まらない。こうしている間も鼻水を気にしながらぱたぱたと文を走らせるが、どうも集中しきれていない。鼻から流れるさらさらとした鼻水のように文を垂れ流すとこのような悪文になる。注意されたし。

 

高濃度水素粒 60粒

高濃度水素粒 60粒