OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

天気とちんこは両方TNKで表せる

最近雨続きだ。

秋雨前線がどうこうって台風がどうこうってことらしいが、秋の麗らかな天候に文字通り水を差す雨雨雨。ううう。

 

雨続きの中で珍しく晴れたりするとたまっている洗濯物を片付けれて非常に嬉しい。古代エジプトの民がナイル川の氾濫を待って小麦の種を植えたように、現代人も太陽の光を待って洗濯物を干す。文明が発達したところでやってることは同じだな、と思わされる。自然のありがたみを感じさせられる。

自然のありがたみ。太陽のありがたみ。凄み。やばみ。人間が太陽から受ける恩恵は計り知れないものだろう。一人暮らしの洗濯物という生活レベルですら、太陽を待ち焦がれ咽び泣くのだ。社会全体の恩恵はそれこそ天文学的数値だ。

 

ハレの日ケの日という言葉がある。ハレの日とは儀礼や祭、年中行事などの要は節目の日のことだ。ケの日とは、それに対して普段の生活である日常を指す言葉である。

人はハレの日には晴れであって欲しいと願う。特別な日にはそれこそ明るいイメージである太陽が必要と考えるのだろう。至極当然だ。

だが、本当に晴れが嬉しいのはケの日、日常であると思う。

ハレの日、船出の日なんてそれこそ晴れてても雨でもどっちでもいい。船出の日はどうせ船出しかすることない。漕ぎ出しなんだから雨でも特に問題なく物事を進めれるだろう。

けどなんでもない日、ケの日の、生活が軌道に乗ってからの晴れはやることがたくさんある。晴れたら洗濯物を外に干そう、晴れたらTSUTAYAにDVDでも借りにいってみよう、晴れたら美味しいご飯を食べにちょっと遠出してみよう。晴れたら...晴れたら...無数の晴れたらなにしようがたまりにたまっている。ハレの日は晴れていようが雨だろうが問題なく過ぎていくが、ケの日は晴れじゃないとやれないことばかりだ。

 

それでも現実は雨ばかりの毎日だ。来週も天気の機嫌は悪いらしい。たまりにたまるやりたいことリスト。to doがdidに変わる日は晴れに頼るしかない。最近ちょっと機嫌の悪い天気ちゃんに。

 

気性が激しい人間ってのはよくない。他人に感情の起伏を悟られることの愚かさと情けなさを理解できていない人間の浅はかさったらないと思う。情緒が安定していることは美徳足りうる。天気ちゃん、君に言ってるんだぞ。頼むから晴れの日をください。日常にやる気を持たせてくれ。

 

 

雨ノチ晴レ

雨ノチ晴レ