OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

SEXお悩み相談所

今日はこのブログをお悩み相談の場とさせて頂きたい。
なんのお悩みかと言うと、「SEX」だ。

あ、もう一回言っていいですか?「SEX」だ。


「SEXが上手い・下手」という表現がある。僕はこれが昔からいまいち理解できてなくて、SEXなんて"する"か"しない"かの二択だと思っていたのだがどうやら世の男性方はその内容にまで言及しようとしているらしい。

SEXは、出来たらガッツポーズ、出来なかったら滝行、それ以上でも以下でもないじゃないかと思っていた僕に突き付けられる「勝ったが内容には満足していない」というサッカー日本代表のような姿勢。やはり向上心のある人たちは違う。


ここで問題なのはその上手い・下手の判断基準が一体どこにあるのかが不明瞭な点である。僕はこの判断基準は、共通の基準もない極めて抽象的で主観的な概念で左右されていると感じてならない。

さらに問題なのはこの評価が概ね減点方式で行われているという点だ。基本ベース「上手い」の状態から始まり、なにかやらかすたびに減点されて「普通」か「悪い」になる。チンポに真珠でも埋め込んでいるなんていうスペシャルな事例を除けば、基本的な加点はまず望めず、持ち点を守り切った者が勝つ。そういう試合をさせらているのだ我々は。


僕たちは子どもの頃から「SEX」に憧れを持ち生きてきた。しかしいざ大人になってSEXの荒野へ!と勇んで歩み進めるも誰もその進み方を教えてくれない。皆が皆、暗中模索の中で果てしなきSEXの荒野を突き進んでいるのだ。

自由。果てしなく自由であるはずのSEXの荒野であるのに、いざ他人と交わってみればそこは荒野でもなんでもなくルールに縛られたハイウェイであることを実感させられる。こっちが気持ちよく走ってるのに向こうはこちらを値踏みし、この自由を評価してくるのである。

しかもその基準は極めて曖昧なものであるのに。こんなハイウェイだれが走るというのか。でも走っちゃうんですね。男って本能的にスピードを求めてるんで。ほーんと、男ってバカなんだから...


このようにSEXのハイウェイを日々突き進む僕らには自らの走りが世間一般のルールとどれだけ合致しているのかを擦り合わせる必要があるのだ。だからこそのお悩み相談である。僕の性に関するお悩みここにぶちまける次第である。

 

 

・性の知識どこから?

そもそもまず、SEXの学校がない時点でこちらとしては憤慨ものではあるのだが、だとすれば皆はどこからSEXの知識を得たというのだろうか。

SEXそのものの存在については小中学生の時に友達のお兄ちゃんあたりからワザップと一緒に伝来するのが定番ではあるのだろうが、細かいやり方、礼節、その他一般は一体どこから学んでいるというのか。
こちとらエロ本でしかその知識の収集場所がなかったので大変だった。人類みなパイズリできると思ってたし、いざSEXになると精子の量がめちゃくちゃ増えてドバドバ出るものだと思っていた。妄想の中ではどんどん床上手になっていった。完全に自分の事を無冠の帝王だと思っていた。実際はただの無冠の童貞なだけだった。ほんとに自動車学校のようにSEX教習所は作ったほうがいいと思う。

 

・フェラが初見難しすぎる

フェラを初見で上手くできる人間いるんですか?人生2週目?

咥えることは全然嫌ではない。咥えることに関しては、こっちはフランクフルト3口でいけるくらいの大口ではあるので問題はない。ペロッといけちゃうところはある。

しかし、「歯たてるな」ってのがあまりにも難しすぎやしないだろうか。それは可能なの?人体構造的に可能なの?解剖学的にいけちゃうやつなの?
そして歯を立てないように舐めようとすると顔が絶対バカ面になるのはどうにかしてほしい。百年の恋も冷めません?あの顔。2次会には絶対呼ばない顔している。
そこにさらに要求は重なって、咥えたまま口は上下に動かしながら舌をリズムよく回転させ口内を陰圧に保ち吸い上げつつ、右手は棒を扱き更に左手は玉を優しくマッサージを、なんてことになってくる。天才ピアニストにしかできない芸当である。猫の手も借りたいとはこのこと。フェラ上手い人はその技術をもっと別に使ったほうが良いとさえ思う。

 

・ご主人様プレイ恥ずかしすぎる

広いSEXハイウェイを走っていると時々出くわすのがSMプレイ好きだ。ソフトなSMからハードなSMまでその広がりは様々であるのだが、若干ハード寄りのプレイにご主人様プレイというのがある。自らをご主人様と呼ばせ、Mの方々の被虐性愛を煽る。しかしこのプレイ、ご主人様プレイになりきるのが恥ずかしすぎるのである。「ご主人様と呼べ」とか絶対言えないのである。
「ご・・・ご主人様と、よ・・・呼べ」
馴染まないのである。まったくお口に馴染まない。1人で言ってても赤面する。んんっ!って咳払いとかしちゃう始末である。
体感的にMの方が多いように見受けられるこの世界ではあるが、プレイがハードになっていく度にその難易度も上がってくる。農夫の家系である僕にそれをやらせるのは非常につらいところがあるので、適材適所で願いたい。

 

・ケツ痛すぎる

やはりSEXの醍醐味といえばケツ穴への挿入となるわけだが、あれ痛すぎやしないだろうか?みんなが一様に気持ちいいって言うものだから気持ちいいもんだと思っていたらあれめちゃくちゃ痛い。これ完全に同調圧力かかってるとしか思えない。「みんな気持ちいいって言ってるし…」って感じで言わせられてる子も少なからずいると思う。そんぐらい痛い。信じられないくらい痛い。
僕自身も痛みには結構耐えられるほうだ。俺っちは体育会系みたいなとこあるので体を苛め抜くことに関しては自信があった。今や膝がぶっ壊れる要因第一位とされているうさぎ跳びもバリバリこなしてきた世代だ。筋肉痛でもなんでも翌日の練習には欠かさず参加していた。
そんな僕がいざ挿入!となると
痛ぇ~~~!!!!
ギブっす。もう無理っす。こんなの自分の股下に迎え入れられないと一瞬で悟る痛みだ。ボクシングだったら絶対レフェリーが止めてはいるほどの凄惨なプレイ。これどうなってんすか。「慣れれば気持ちよくなるよw」なんて言うが、それはいつなのだ。大人ならもっと定量的に数値化して出してほしいばかりである。

 

 

悩みというよりただの愚痴になってしまったが、とりあえずこんなものでやめておこうと思う。さっきから文体が荒れに荒れているのでここらでやめておくのが吉だ。

また暇なときに加筆していきたいと思う。それでは。アデュー!