OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

世界は女性の上にたっている

世のお姉さま方と血液型占いの話で度々盛り上がる。今日も会社の同期のお姉さま方と血液型占いの話をした。元カノが六星占術にはまっていたので、自分もその影響で他人の生年月日を聞けばその場で何星人の+か-か分かるくらいには占いの知識がある。分かったところでその先の運勢は今年の細木和子の本を見なければ分からないので分かったところでという話ではあるが。

血液型占いは突き詰めれば、統計学の話になってくる。そういう側面がある、という話だけであって絶対的にそうではないから盲信は危険である。バーナム効果なんてものもあるからほんとによく分からなくなってくる。

心理学的にみれば血液型占いに性格との相関関係は全くないらしい。どんなにO型っぽいO型の人がいてもそれはほんとにたまたまであるらしい。

ということが分かっていながらも、コミュニケーションツールとしての血液型占いは非常に便利である。自分の同期のお姉さま方だけなのか世のお姉さま方全てなのか分からないが、血液型占いなんていう使い古されすぎて最早付喪神が宿ってそうな話題で盛り上がるとは中々に滑稽ではある。しかし、盛り上がるんだから仕方ない。自分も浅い占い知識でトークに乗っていくと自ずと会話に混ざりこんでいた。間違っても「いやそれ心理学で否定されてます」とか言ってはならない。お姉さま方の世界ではお姉さま方が正義なのだ。お姉さま方が世界は蛇と亀と象が支えているといったら世界はそうあるべきなのだ。

確かに体の中に流れる血液がなにかを司っていると考えるのも神秘に溢れていてちょっと信じてみたくなる。古代、それこそ古代インド人は血の淀みが病気の元と考えられていた。病気になったら血を抜いていたらしい。それほどまでに血は大切で、特別だったのだろう。なら性格を左右するって話も分からんでもない。何しろお姉さま方の真実なのだから。認めるしかない。

 

インド宇宙誌―宇宙の形状・宇宙の発生

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