OTNK日記

20代。ゲイ。種々雑多な日記。

SEXお悩み相談所2

あけましておめでとうございます。俺です。2021年です。2021ってめちゃくちゃ語呂悪いですよね。2020の語呂が良すぎたせいってのもありますが、2021ってなんか凄い語呂悪い。あとなんか末尾が1の西暦って初見感がめちゃくちゃある。1996年生まれなんで、末尾1の西暦をしっかり把握したのは2011年くらいなものなので2021の見慣れない感がすごい。そんなこと言ったら全人類2021の見慣れない感は共通だろって話ですが、なんか、ね、あるんすよ。2021の始まってしまいましたな…感。


もういいか。前文はこれくらいにします。前文といっても今後の話には何も繋がらないので読まなくてもいいです。(この文を読むときあなたは既に前文を読んでいるだろう...)

 

前々回に書いた『SEXお悩み相談所』。

 

omochi0721.hatenablog.com

 


これはまだまだ書きたいこと沢山あるのでまたこのテーマで書いていこうと思う。(加筆するより連番にしたほうが記事数稼げるので)


~前回までのあらすじ(魔羅すじではない)~
僕たちはまともなSEX教習も受けないままSEX荒野に放り出された旅人である。故に、このブログは私が感じたSEXにおける疑問点・不満点を開陳(ちんちんではない)することによってSEXの不透明性からくる不都合を世に訴えかけるブログという体裁をとった弾劾なのである。

では書いていきます。

 

・まんぐり返しきつくない?
まんぐり返しされたまま挿入されることを世の中は正常位と呼ぶらしいが、あの体勢のどこに正常な部分があるのか不思議でならない。そもそも今から愛のセッションを奏でようという人間に最初に見せるポーズじゃないだろう、まんぐり返しは。なんでいきなりケツの穴おっぴろげ?どういう挨拶?


ケツの穴をパノラマビジョンさせることによって羞恥心を煽ろうという目的は理解しているのだが、どうしても最初にそれ?と思ってしまう。愛情?正常?ねぇ今どんな感情?思わず俺の中のDiggy-MOが叫ぶ。


あと普通にまんぐり返しは体勢的にきつい。俺も一度まんぐったこと(まんぐり返しすること)があるからわかるが、腹がきつい。デブの方なら理解できると思うが、めちゃくちゃ腹の肉がつっかえるのだ。デブであればあるほどそれは顕著だろう。もう息も絶え絶え。お腹きついわ、腹肉が脂肪だけで構成されているから腹のとこがぼよんと窪むはなにもいいところがない。相手のケツの穴開かせるには相手の心を開いくのが大事だと思うのだが、実際は手段と目的が逆になってしまうのが往々にしてあるのが怖いところだ。

 

・イかなきゃ終われないのか?
イけない(射精出来ない)日って少なからずあると思う。あーなんか今日調子悪いわ。これけっこうイクまで時間かかるな...けど、あんまり長時間掘るとウケのこの負担もデカいしな...あーもうなんか色々考えちゃったな。いや、気持ちよくないわけじゃないんだよ?めちゃくちゃ気持ちいい。というかお前とこういうこと出来ること自体でもう幸福感すごいっつーか。もう抱き合えばすぐビンビンになるよ?まぁー、でも...うん、とりあえず手コキしてくれる?


これだ。この時の俺は別に手コキしてもらわなくても良いのに、とりあえずイっとかないと終わらないでしょ?みたいな思想に取りつかれてるのでこういうことを言ってしまう。これはウケにも言えることだと思っていて、タチが先にイった後も、気持ちよかったね...うん...あ、ビンビンだね、抜いてあげよっか?え?もう満足?そんなこと言わずにさ、ほら俺だけイかせてもらっただけじゃ悪いからさ...


これだ。ウケは長時間掘られた後なので一旦満足だよと言ってるのに場を締める為だけにとりあえずイっとけよ、ということをしてしまう。親切心で言ってるからなお性質が悪い(ダブルミーニング)。しかも射精後の賢者タイムに手コキするものだから、シコってる時は虚ろな目をしているし、どこか扱いも雑だ。デメリットしかない。


大丈夫...あなた達はイかなくても大丈夫ですよ...と優しき女神様が語りかけでもしてくれないと解けない洗脳にかかってるとしか思えないくらいの思い込みだが、イかなくても終われるSEXはあるということを胸に刻み付けて生きていきたい。

 

・イク時の声これであってる?
またも射精にまつわる話なのだが、日本人の男性って射精する時にどこで習ったか知らないが全員、判を押されたように「イク!イク!イク!」と言う。このイクイクの声量とかタイミングって、果たして世間の皆様と合ってるのだろうか。


伝わらない人には申し訳ないが、有名なポルノ男優に生堀りタ○チという人がいる。この方は自主製作(?)でAVを制作・販売していて、そのリアルなハメ撮り感は大手商業AVとは違った魅力があると一部で人気なのだ。この方が公開しているサンプル動画では制作者でもあり出演者でもある、生堀りタ○チさん自身の射精の瞬間を見ることが出来るのだが、この射精の瞬間のイクイク声がこれまた一部で話題になった。「イク時の声大きくね?」と。
確かに少し大きい気はする。通常が「イク!イク!」だとすれば生堀りタ○チさんの場合「イク!!!イク!!!」くらい。もっと忠実に表現するならば「あ゛~~~!!イグ!!!イグ!!!イグ!!!」くらいか。エクスクラメーションマークが少し多い気はする。


そこで、この一連の話題を聞いて思うのが、俺のイクイクってどんなもんで言ってる?ということだ。男は射精する瞬間はIQが2くらい、例えるとセミほどの知能しかなくなるので瞬間にどれほどの声量で言葉を発しているか覚えてなどいない。となれば、自分も相手にえ?イク時の声デカくない?と思われている可能性も否定できない。

この葛藤は他者に「俺のイク時の声ってどんくらい?」と聞かなければ解決しないがそんな恥ずかしいことをするくらいならば自決するのでこの問題は迷宮入り・ブラックボックスとなってしまうのだ。正しい声量ってそもそもあるのかは謎だが、大きすぎず小さすぎないくらいを目指していきたい所存だ。所存だではないが。

 

 

とりあえず、以上としておく。ここまで書いて分かったがこのテーマ、無限に書ける。困ったときは今後もこのテーマで書くとしよう。当ブログの通し企画にするので、皆さんもなにか性のお悩み・不満点があれば教えてください。一緒に考えましょう。

今年書いた記事の振り返り(手抜き)~いつのまにか手を抜くことに慣れてしまったが、社会はそうでもしないと日々を生きていけなくて、ヨシコはすっかり疲れ切ってしまっていた~

今年も年の瀬ですね、寒いですね、なんて口々に言う季節がやってきました。会社の同僚と話すことと言えば「年末で忙しいね」と「寒いね」と「今週のジャンプ読んだ?」しかないので、なんだか同じ日々が繰り返されているようで、あんまり地に足ついてない最近です。

そんな閉塞感を打破するために今年もやっちゃいます。今年の振り返り。今年書いた記事をテーマごとにまとめますので、興味ある記事は是非読んでみてください。ただでさえ忙しい年の瀬の貴重な時間を無駄にできますよ。

 

・下ネタ系

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今年はたくさん下ネタ系書きましたね。去年まで真面目な事もつらつら書いてたんですが、下ネタって書くのめちゃくちゃ楽しいんでそれもあって今年のほとんどは下ネタ記事になりました。

特に『21歳の時に売り専買った話』は後から濡れ場の加筆までして仕上げた大長編(当ブログにおける)なんで是非見てみてください。

 

・日常系

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去年までと同じようなテンションで書いた日記です。書いてて楽なのが良いですね。あんまり筆が乗らないのが難点ですが。

おすすめは『浮気の定義の境界線上のゴリラ』。浮気の定義を多角的に分析し、それを独自の観点からまとめ上げた日記というより論文です。あの田嶋陽子も大絶賛。はい、嘘。

 

・リアル体験記

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ゲイの宿命、クソリアルの体験記です。クソリアルはみんな好きなのか、すごい反響が良いです。人の不幸を喜ぶな。

クソリアルは、当時はつらいけど後になって思えば大体笑い話になると思うのでそこまで悪いもんじゃないかなって今は思ってます。なので皆さんのクソリアル話お待ちしてます。リアルした相手が実は既婚者で家族を捨ててまで好きになられてしまったなんていう芸術点、技術点ともに高い話は流石にお腹いっぱいになっちゃうので要らないですけど。

 

・レビュー系

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 レビュー系は特に振り返るまでもないんですけど、強いて言うなら『アマプラで観れる映画・バラエティをガチで喋りながら紹介』です。

これは音声入力を使って書いてみた実験的な記事です。入力の手間はないので楽なんですけど、まじで酷いとこは手直ししないといけないので苦労としてはキーボードと変わらなかったです。一人で喋ってるとヤバい奴と思われるため、家で一人で暇なときにまたやるかも。あと一人でスマホに向かって喋ってると非常に寂しくなる。

 

以上、今年書いた記事の振り返りでした。では皆さん、少し早いですがよいお年を。

SEXお悩み相談所

今日はこのブログをお悩み相談の場とさせて頂きたい。
なんのお悩みかと言うと、「SEX」だ。

あ、もう一回言っていいですか?「SEX」だ。


「SEXが上手い・下手」という表現がある。僕はこれが昔からいまいち理解できてなくて、SEXなんて"する"か"しない"かの二択だと思っていたのだがどうやら世の男性方はその内容にまで言及しようとしているらしい。

SEXは、出来たらガッツポーズ、出来なかったら滝行、それ以上でも以下でもないじゃないかと思っていた僕に突き付けられる「勝ったが内容には満足していない」というサッカー日本代表のような姿勢。やはり向上心のある人たちは違う。


ここで問題なのはその上手い・下手の判断基準が一体どこにあるのかが不明瞭な点である。僕はこの判断基準は、共通の基準もない極めて抽象的で主観的な概念で左右されていると感じてならない。

さらに問題なのはこの評価が概ね減点方式で行われているという点だ。基本ベース「上手い」の状態から始まり、なにかやらかすたびに減点されて「普通」か「悪い」になる。チンポに真珠でも埋め込んでいるなんていうスペシャルな事例を除けば、基本的な加点はまず望めず、持ち点を守り切った者が勝つ。そういう試合をさせらているのだ我々は。


僕たちは子どもの頃から「SEX」に憧れを持ち生きてきた。しかしいざ大人になってSEXの荒野へ!と勇んで歩み進めるも誰もその進み方を教えてくれない。皆が皆、暗中模索の中で果てしなきSEXの荒野を突き進んでいるのだ。

自由。果てしなく自由であるはずのSEXの荒野であるのに、いざ他人と交わってみればそこは荒野でもなんでもなくルールに縛られたハイウェイであることを実感させられる。こっちが気持ちよく走ってるのに向こうはこちらを値踏みし、この自由を評価してくるのである。

しかもその基準は極めて曖昧なものであるのに。こんなハイウェイだれが走るというのか。でも走っちゃうんですね。男って本能的にスピードを求めてるんで。ほーんと、男ってバカなんだから...


このようにSEXのハイウェイを日々突き進む僕らには自らの走りが世間一般のルールとどれだけ合致しているのかを擦り合わせる必要があるのだ。だからこそのお悩み相談である。僕の性に関するお悩みここにぶちまける次第である。

 

 

・性の知識どこから?

そもそもまず、SEXの学校がない時点でこちらとしては憤慨ものではあるのだが、だとすれば皆はどこからSEXの知識を得たというのだろうか。

SEXそのものの存在については小中学生の時に友達のお兄ちゃんあたりからワザップと一緒に伝来するのが定番ではあるのだろうが、細かいやり方、礼節、その他一般は一体どこから学んでいるというのか。
こちとらエロ本でしかその知識の収集場所がなかったので大変だった。人類みなパイズリできると思ってたし、いざSEXになると精子の量がめちゃくちゃ増えてドバドバ出るものだと思っていた。妄想の中ではどんどん床上手になっていった。完全に自分の事を無冠の帝王だと思っていた。実際はただの無冠の童貞なだけだった。ほんとに自動車学校のようにSEX教習所は作ったほうがいいと思う。

 

・フェラが初見難しすぎる

フェラを初見で上手くできる人間いるんですか?人生2週目?

咥えることは全然嫌ではない。咥えることに関しては、こっちはフランクフルト3口でいけるくらいの大口ではあるので問題はない。ペロッといけちゃうところはある。

しかし、「歯たてるな」ってのがあまりにも難しすぎやしないだろうか。それは可能なの?人体構造的に可能なの?解剖学的にいけちゃうやつなの?
そして歯を立てないように舐めようとすると顔が絶対バカ面になるのはどうにかしてほしい。百年の恋も冷めません?あの顔。2次会には絶対呼ばない顔している。
そこにさらに要求は重なって、咥えたまま口は上下に動かしながら舌をリズムよく回転させ口内を陰圧に保ち吸い上げつつ、右手は棒を扱き更に左手は玉を優しくマッサージを、なんてことになってくる。天才ピアニストにしかできない芸当である。猫の手も借りたいとはこのこと。フェラ上手い人はその技術をもっと別に使ったほうが良いとさえ思う。

 

・ご主人様プレイ恥ずかしすぎる

広いSEXハイウェイを走っていると時々出くわすのがSMプレイ好きだ。ソフトなSMからハードなSMまでその広がりは様々であるのだが、若干ハード寄りのプレイにご主人様プレイというのがある。自らをご主人様と呼ばせ、Mの方々の被虐性愛を煽る。しかしこのプレイ、ご主人様プレイになりきるのが恥ずかしすぎるのである。「ご主人様と呼べ」とか絶対言えないのである。
「ご・・・ご主人様と、よ・・・呼べ」
馴染まないのである。まったくお口に馴染まない。1人で言ってても赤面する。んんっ!って咳払いとかしちゃう始末である。
体感的にMの方が多いように見受けられるこの世界ではあるが、プレイがハードになっていく度にその難易度も上がってくる。農夫の家系である僕にそれをやらせるのは非常につらいところがあるので、適材適所で願いたい。

 

・ケツ痛すぎる

やはりSEXの醍醐味といえばケツ穴への挿入となるわけだが、あれ痛すぎやしないだろうか?みんなが一様に気持ちいいって言うものだから気持ちいいもんだと思っていたらあれめちゃくちゃ痛い。これ完全に同調圧力かかってるとしか思えない。「みんな気持ちいいって言ってるし…」って感じで言わせられてる子も少なからずいると思う。そんぐらい痛い。信じられないくらい痛い。
僕自身も痛みには結構耐えられるほうだ。俺っちは体育会系みたいなとこあるので体を苛め抜くことに関しては自信があった。今や膝がぶっ壊れる要因第一位とされているうさぎ跳びもバリバリこなしてきた世代だ。筋肉痛でもなんでも翌日の練習には欠かさず参加していた。
そんな僕がいざ挿入!となると
痛ぇ~~~!!!!
ギブっす。もう無理っす。こんなの自分の股下に迎え入れられないと一瞬で悟る痛みだ。ボクシングだったら絶対レフェリーが止めてはいるほどの凄惨なプレイ。これどうなってんすか。「慣れれば気持ちよくなるよw」なんて言うが、それはいつなのだ。大人ならもっと定量的に数値化して出してほしいばかりである。

 

 

悩みというよりただの愚痴になってしまったが、とりあえずこんなものでやめておこうと思う。さっきから文体が荒れに荒れているのでここらでやめておくのが吉だ。

また暇なときに加筆していきたいと思う。それでは。アデュー!

鬼滅の刃もいいけど『羅小黒戦記』もしっかり面白いから見て欲しい

皆さん、知ってますか、『羅小黒戦記』。大絶賛公開中のアニメ映画なんですけどね。

SNSで沸々と話題になってるんですよ。めっちゃ沸々とね、白湯くらいの温度で話題になってます。アニメ映画としては鬼滅の刃の陰に完全に隠れる形となってるんですが、これもしっかり面白いです。作品の実力としては上弦いってますよ。なんで紹介します。『TENET テネット』。はい嘘。

 

ここ最近、流行の爆心地ってのは完全にSNSですよね。というか今のトレンドのほとんどはSNSがなければ流行らなかったとも言えるでしょう。SNS通さずに全国的に流行ったものなんておもしろフラッシュ倉庫くらいしかないんじゃないですか。

この『羅小黒戦記』もSNSで話題になっております。皆が鬼滅のオメコで万バズ稼いでる間にも『羅小黒戦記』はしっかりと着実に純粋な口コミで評価得てるんですよ。実はね。


『羅小黒戦記』、元々は中国で作られたアニメ映画だったんだけど向こうで48億円だかの興行収入で大ヒット。(中国で48億円って多いのか分からんけど)

それで去年くらいに日本でも字幕版で単館上映系(ミニシアター)で上映され、それもそこそこのヒット。なので今回11/8に満を持しての吹き替え版が全国上映と相成ったわけなんです。こう見るとじわじわと着実に売れてっている感がその面白さを裏付けしていると思いませんか?

さっきも言ったけど、SNSでの純粋な口コミがほんとに多くて「ハッシュタグ#羅小黒戦記でツイート♪」みたいな流行り方は絶対に無いのでそこも安心です。もうSNSは広告したいやつ、広告に乗っかるやつ、広告見たくないやつの三すくみの地獄なんですが、この作品はその地獄に乗ってません。最高。


しかしそうは言われても、海の向こうで作られたアニメってだけでちょっと身構えちゃうのは分かります。自分も映画始まるまではハラハラしてました。

最近はSNSで流行ってるってこと自体がもう陳腐化し始めていることもあって、「SNSでしか流行ってない」ってことも往々にしてあるじゃないですか。よくTwitterで流れてくる「白飯が一瞬で消える系」のおかずレシピツイートで、白飯が一瞬で消えた試しがないアレと一緒です。必要以上の誇張で拡散を狙うグルメツイッタラーは法で裁いた方がいいですよ。


この映画ももしそれと一緒だったら...そんな事を思いながら席についていよいよ映画は始まりました。

もしかして一番最初に『羅小黒戦記』が面白いって言い始めた人は単館系の映画をよく見る人で、同じコミュニティの狭い界隈の人々に向けて面白いって言ってるだけじゃなかったんだろうか。それが思いのほか広がっちゃって、シネコンでやるような大衆向けの映画しか見ない我々の所にまで届いて...

 

おもしれぇ...!!

 

 

ごちゃごちゃ心配してたのが嘘みたいに面白いです。心配事は全て杞憂です。思わず強敵に遭遇した時の好戦的キャラみたいな感想も出ちゃいました。


確かにね、観る前は心配でしたよ。もう各地で面白い面白い言われてるし、アニメ好きは絶対見ろ!みたいにまで言われてるんですもん。「ハードル上げすぎてないか?大丈夫?」って心配でしたよ。だって鬼滅の刃が面白いって言うのとは訳が違うじゃないですか。なんていうか規模感が違うじゃないですか。


イナゴの佃煮は虫料理の中では飛び抜けて美味い!って言っても、料理界全体から見れば牛ステーキにはラブゲームで負けるじゃないですか。『羅小黒戦記』はイナゴの佃煮なのか牛ステーキなのかどっちだ?って。

けどね、もうクソおもろい。少年漫画好きは絶対見て欲しい。めちゃくちゃ興奮します。


話自体は基本的に王道バトルアニメみたいに進んでいきます。(やっと内容に触れ始めたな)出会いと別れ、師匠と弟子、そして特殊能力ね。

もうこの特殊能力同士のバトルがたまらんのですよ。戦闘の作画ももう動く動く。クソ早いです。マイケル・ベイ監督作品並に早いです。しかも緩急のつけ方がいい。

能力の説明とかも無いんでなんか分からんけどカッコいい感じに戦ってる、あの達人同士の勝負感を感じることが出来ます。能力の説明が無いと言っても、基本的に五行説(木・火・土・金・水)の能力を使うんで視覚的に分かりやすいのもグッドです。
とにかく特殊能力の魅せ方が上手くて、名前も出てない1カットしか登場しないキャラがめちゃ強そうな能力使うっていう描写がどんどん出てきて興奮しっぱなしです。言うなれば戦闘描写多めのハンターハンターです。おいおい、富樫働け。


絵柄自体はめちゃめちゃ可愛いんで、そこも推せるポイントですかね。主人公の小黒が猫なんですけど、もう作品通してずっと可愛い。花澤香菜の媚びたボイスもハマってます。


声優はアニプレックス配給なだけあって、有名どころ揃ってますしね。ただそれ故に櫻井孝宏...そういうキャラだなとか思われちゃうのが惜しいところですね。まぁ声優ネタで笑えるような人にも楽しんでもらえるってだけで価値はあるんでしょう。なんか普通の事いってるな。


あと、鬼滅の刃の陰に隠れてるってだけあって観る人も少ないんでそこが「知る人ぞ知る」感あっていいですね。なんか観てる時とか観終わった後の「面白いもん観た」って感じが良かったです。観終わった後とか拍手起こってましたもん。いやー良かったです。


ネタバレも色々あるんで感想としてはとりあえずここまでにしておきますが、とりあえずこれだけは保証しときます。
『羅小黒戦記』はめちゃくちゃワクワクする王道能力バトルアニメです。牛のステーキです。以上。

 

luoxiaohei-movie.com

食通のお金持ちホモと食事に行ったらプライドズタズタにされた話。

この世は金。これは真理である。


高等教育機関から放りだされて早数年。世の中にとりあえず一人の足で立ってみると分かるが、社会は「金よこせ」しか僕に言ってくれない。住民税、所得税、保険料。手紙をいきなりよこして「金よこせ」。僕は平穏に過ごしているだけなのに、「金をよこさないと将来どうなるかわかりませんぜ?」と脅しをかけてくる。


お金があれば解決することがこの世には多すぎる。だからこその、この世は金。
しかしお金でどうにもならないこともこの世には確かに存在する。「じゃあそれは何よ?」と問われると「貧乏」と僕は答える。金で貧しさは買えない。一休さんもびっくりのウルトラQである。

 

 

数年前、ある出会い系アプリで知り合った男がいた。彼は一見なんの変哲もない、むしろ地味な男だった。

僕は「ご飯奢ってあげるよ。」の一言で彼と会うことを決めた。今思うと完全に卑しい豚である。しかし当時は焼酎甲類と塩と日光で生き永らえてるような生活を送っていたので、この誘いに乗るのも卑しい豚的には当然だ。ぶひぃ。


彼といざ会って話してみると、地味な印象は払拭された。むしろ漂う王者感。高圧的とも違う、なんだが逆らえないオーラに満ち満ちていた。
お会計時も卑しい豚である僕はブヒブヒ言うだけで財布を出す素振りすら見せなかったのだが彼はそんなことを気にする様子もなく豪快にカードで会計を済ませ「領収書下さい」と言った。後で聞いたら「経費で落とすんだよ」と言っていた。当時、社会のしゃの字も知らない僕は経費?あーん?(無知な跡部様)と思っていた。

更に後になって聞いてみると彼はどうやら会社を経営しているらしかった。若手実業家というやつである。ちなみに、彼の父も母も姉もそれぞれ会社を持っているウルトラハイパーお金持ち一家ということだった。

 

そんな彼に気に入られ、僕は彼に度々食事に誘われるようになっていた。食事をするお店は当然彼が決めるのだが、大体「当店はオーガニックの食品のみを使用しております。」といった表示がなされているお店か、そういう雰囲気があるお店だった。彼が「美味しいね。」と言いながら食べるので僕も「はい!」と言いながら食べるのだが、実際は

 

味、うすぃ~~~~!!!!

 

と思っていた。なんなら

 

塩コショウかけてぇ~~~~!!!

 

とも思っていた。
ここで僕は自分の舌の育ちを知った。
僕にとって旨いと感じるのはとりあえず味が濃くなくちゃならないのだ。オーガニックだか自然派だかを謳って素材の味を楽しむ舌を僕は持ち合わせていなかった。味の素最強!


味の薄さに若干の不満を抱えつつも、彼との食事はいつもと違うものが食べられるのでそれなりに楽しみにしていた。

そんなある日の事。彼が行こうと予定していたお店が急遽お休みとなってしまった。その時、僕は「じゃあ今日は僕がいつも行ってるとこ行きましょうよ!」と言った。言ってしまった。良かれと思って言ってしまった。

 

僕はあろうことか早い!安い!の2拍子しか揃ってない行きつけのラーメン屋に彼を招待してしまった。
席に座ると彼の表情は曇っていた。瞬時に「マズった!」と思った。確かに店内はどこもかしこも汚れてるし、近くでは小さな子どもが騒いでいる。隣の席では仕事終わりの土方のおじさんたちが大声で世間話をしている。おまけに持ってこられたお冷のコップはプラスチックである。

居た堪れない空気が二人の間を流れる。しかしもう引き返せない。だってもう注文しちゃったもん。


しばらくして2人前のラーメンが到着し、僕はいつもの調子で食べ始める。彼も少しだけだが口をつけていた。
そして急に口を開いた。「これほんとうに美味しいと思ってる?」
僕は「え・・・あ、はい。」と答えた。だって本当にそう思って食べてるのだから。
彼は呆れた顔をして「あんまりこういうのばかり食べてちゃ駄目だよ」と言った。


返答に詰まった。これは良くない食べ物なのか?良くない食べ物ってなんだ?そんなことを考え出す。
そうしているうちに彼はあの定番のセリフを吐き出した。「本物の料理を食べさせてあげるよ。」出たな、山岡士郎

 

それからすぐに彼と有名ホテルのレストランへ行った。
そのお店では3000円でランチビュッフェをやっていたのだが、彼はわざわざ1皿5000円するパスタを頼んだ。どうやらそのパスタはビュッフェにはないらしい。店員も不思議顔でオーダーをとっていた。しきりに「ビュッフェありますが...」と勧めていた。


僕が一口パスタを食べるのを確認すると彼は「こういう料理が本物だよ。」と言ってきた。
僕は胸の中に残るしこりを無視しながら「うん!美味しいです~~!」と答えた。あの時、僕は完全に女優だった。峰不二子にも劣らぬ女優だったのだ。


肝心のパスタの味は、麺はモチっとしており程よい弾力、小麦の風味が鼻腔をくすぐる。そこにフレッシュなトマトソースと意味わからんくらい柔らかい肉。僕は思った。そんなに美味しくないと。いうても小麦の味とトマト、あとはシーチキンみたいに崩れる肉。それだけの味しかしない。いわゆる薄味なのだ。


「あの手のお店はデートに使うお店じゃないよ。君にも本物ってのを知ってほしいな。」彼は言った。本物...?これが本物...?じゃあ僕が今まで食べてきた物は偽物なのか?
僕はもう走って逃げ出したかった。自分の人生を否定された気がしてとにかくショックだった。

 

自分の家に傷心のまま帰り着くと、ちっさいちっさいワンルームの部屋にはごちゃごちゃとありがたくない物で溢れていた。
なんだかお腹空いたな...量少ないんだよな、高い料理は。と思いながら食料品の入っている空き空きの戸棚を漁る。虎の子のチキンラーメンが見つかった。早速お湯を沸かして作る。


美味い。なんて美味いんだ。味が濃くて美味い。そうだ、これだよ。僕が求めてるのはこれなんだよ。本物なんてクソ喰らえ。偽物でも良いじゃないか。僕は僕が良いと思ったものを信じれば良いだけなのだ。あの若手実業家の彼には決して分からない"本物"がここにはあるんだ。僕は夢中でチキンラーメンを啜った。


そうして、味が濃くて飽きたので半分程残してそのまま寝た。

ちんちんって書きたいが為に書いたんで内容とかは気にしないで下さい

ちんちんが大きいことってのはそんなにいい事なのだろうか。

大は小を兼ねる。

つまり大きければ大きいほど良いっていう風潮がありがちなのだが、男の価値をちんちんの大きさ一つではかるとはどういうことか。本当の男の価値とは自転車を手放しでどれだけ運転できるか、ということに尽きると思うのだが。

 

まあ、ちんちんが大きければ見応えがあるということは確かにその通りだ。ちんちんにはアイドル性がある。まんこやケツの穴には無いアイドル性がちんちんやおっぱいにはある。だからこそ人はちんちんやおっぱいに熱狂し、熱く議論を交わすことが出来る。

 

しかし、その大きさに価値基準を置き、あまつさえ「俺ちんちん大きいよ...」とアピールする行為。ちんちんの大きさがジョーカーとして機能しているこの現状には一石を投じずにはいられない気がする。そろそろ誰かが言わなければいけない気がする。ちんちんの大きさに終始するのやめよう。

 

こういうことを言うと「お前のちんちんが小さい故の僻みだろ」と言われてしまうのだが、僕は僕自身のビルドインスタビライザー(ちんちん)がどの程度の大きさなのかはいまいち掴みきれていない。小さくはないと思うんだけどなぁ...なぁお前もそう思うだろ?と声をかけるとちんちんは小さく頷いた。ほらこいつもそう思ってる、俺はお前を信じてるよ...Oh...Oh...Baby.

 

ウケの方からすればちんちんは大きくて太ければより良いという人もいる。しかしそれなら、ケツの穴にネオジオングでも突っ込んでやればいい話だ。ちんちんに大きさばかりを求め負担をかけるのはやめてもらいたい。ちんちんの本業は排尿にある。セックスなんてちんちんの側からみてみればただの遊びなのだ。より良い排尿を披露する、それこそがちんちんに定められた使命なのだ。

 

というわけで、僕はこれからちんちんのちんちんによるちんちんのためのちんちん活動を行う為、駅前の街頭でエクストリーム・おしっこをしてくる。おっと、止めてくれるなお嬢さんよ。これはちんちんの本来の使命を取り戻すための光と闇の果てしないバトルなんだ。もし僕が戻らなかったらその時は、僕の写真フォルダから肌色画像をすべて消してくれ。じゃあ行ってくるよ。

理想の精通のシチュでも語ることにするぜ!!!!!!!!

先日、牛丼屋で3種のチーズ牛丼を食べていた時の話だ。

昼休憩中に黙々とチー牛を食べ進めていると、肉とチーズの間に紛れて青い紐のような何かが紛れているのを発見した。なんだこれ?ネギかな?と思い箸でつまみ上げるとそれは青い輪ゴムだった。

い、異物混入...!!!

こういう時、皆さんならどうするだろうか。多くの方は店員さんに申し付けて、交換してもらうなりなんなりしてもらうだろう。

 

しかし、僕は違う...ッ!

僕は輪ゴムを一旦、お盆の上において思案した。店員に伝えるべきか否かを。

 

「あのーすいません。輪ゴムが入ってたんですけど。」

これを言えるのか?この僕が?中学の時イケてないグループに所属していたこの僕が?友達も少ないこの僕が?会社でプロ野球の話題を振られてもよく分からず「ヤクルトですかね。飲むヤクルト好きなんで...ははは」とか言っちゃう僕が、か?嘘じゃん。そんなの、もう僕が言ったら嘘じゃんね。

いや、嘘ではないんだけど。実際に証拠の輪ゴムは目の前にある。しかも青い輪ゴムだ。普通の茶色い輪ゴムではなく青い輪ゴムだ。気づけよ。店員はこんなん乗ってたら普通気づくだろ。だってすごい青いよ?運動会の日の空のような綺麗な青だよ?皆に見せてやりたかったなぁ。

 

もし仮に店員に伝えた場合もシュミレーションしてみる。

まず店員は申し訳なく思うだろう。やってしまった、客にも上の人間にも怒られるかもしれない。目の前が黒か白に塗りつぶされるかもしれない。しかもこのコロナ下の状況だ。衛生面には気を遣っていることだろう。なのに起こってしまった。もしかしたら保健所まで出てくるかもしれない。そして、営業停止?そんな、まさか。

 

最悪までシュミレーションしたところで結論を出す。

言えない。これを言ったら真面目に働いてる人になにか悪影響を及ぼす可能性がある。それはなにより自分が面倒くさい。そんな重荷背負いたくない。

自分が関わったことにより誰かが不幸になることは出来るだけ避けたい。日々、他者に迷惑をかけている僕なのだからそう思ってしまう。

 

この青い輪ゴムは僕だけの秘密として処理しよう。馬鹿げているのは重々承知だ。なにより自分が可哀そうだ。ムカつくぜ。ビビッてばかりで、自分を大切にできないこんな性格の自分にムカつく事この上ない。

クソッ!!!なんだかイライラするので理想の精通のシチュエーションでも話すことにするぜ!!!!!!!

 

理想としては親戚のガチムチなお兄さんとキャンプに出かけ、昼間にバーベキューでしこたまお肉を食べたその夜にテントの中で夢精してしまう。股間のぬるぬるとした感触にさめざめと泣き濡れながらテントを出るとそこには親戚のお兄さんが。「怖い夢でも見たか?」と心配してくれるお兄さんに夢精の事を正直に話す。するとお兄さんは「男ならよくあることだ」と笑い、「ほら。俺のも見せてやるよ」と言いながらふてぶてしい陰茎を露わにし...そして空には億千の星、一番光るお前がいる、初めて一途になれたよ、夜空へ響け愛の歌。

(ラップパート)大親友彼女の連れ、おいしいパスタ作ったお前、家庭的な女がタイプの俺、一目惚れ、パスタっていうほど家庭的か?絶対青の洞窟とかのレトルトだよ、おいおい湯煎したお湯でパスタ茹でるなYo

 

とまぁこんな感じで初めての春を迎えるのが理想的だなぁとしみじみ思うのだが、実際に僕がいつ精通したのか、なんて記憶は朧気だ。今すぐ実家に電話をかけて僕の精通がいつだったか母に訪ねてみてもいいのだが、きっと話をはぐらかせて「保険にちゃんと入ったか?」とか「手はちゃんと洗ってるか?」とか「花びらが流した涙、貴方は笑えていますか?」などと言われるのがオチだと考えれば、どうにも気が進まない。

 

僕が考えるに、覚えていない記憶など初めから無かったも同然だ。ならば捏造すればいいだけの事。

そうすれば僕の苦々しい記憶、中学の頃に自宅で制服姿のままなんとなく陰茎を弄っていたらなんか白いのが出てきて、以来ずっと学ランに白いカピカピが付着したまま学園生活を送っていた記憶からも逃げ出すことが出来るだろう。

と考えたところで自分の精通をはっきり思い出してしまったので、そろそろ駄文を書くのをやめて仕事に戻ろうと思います。アデュー!